太陽光発電によるIT教育環境整備
コンポンスプー州において、電気利用が皆無に近く、海外への出稼ぎ等で家計を支えざるを得ない貧困と教育のチャンスの欠如を埋めるため、学校におけるIT環境のモデル的整備として、IT教育事業と連携した歯科支援事業が展開できた。
具体的な事業内容 | カンボジア貧困地域の子どもたちの健康づくりとIT教育の推進 ~太陽光発電による教育環境整備と教員養成校での口腔保健指導~ |
実施時期・場所 | 2016年5月1日~2017年3月31日 カンボジア王国 シェムリアップ州・コンポンスプー州 |
受益対象者 | カンボジアの小学生 約1000名 |
事 業 費 | 4,756,436円 |
健診と感染症予防活動
シェムリアップ州教員養成校付属小学校の生徒と教員等を対象に、身長・体重測定、尿検査を含む内科健診及び保健指導を実施した。周辺地域の学校等で、ウイルス性肝炎の有病率・罹患率の現状把握と感染症予防のための啓発活動を実施した。
歯科健診、口腔保健指導
「アジアの子どもの歯を守る会事業」として、広島大学国際歯学コースのカンボジア留学生の生活を助成し、月例の交流会、昼食会などを通じて精神面での支援も行っている。2015年8月に1期生3人、2016年8月に2期生3人が留学期間4年間を修了し、帰国した。母国で資格取得し、リーダーとしての活躍を期待している。守る会からの奨学金は2015年7月で打ち切り、歯学部から支給に切り替えた。
シェムリアップ州の教員養成校、小学校等において、児童の歯科健診と教員に対する歯科保健指導研修を行った。コンポンスプー州では、ITを用いた歯科保健教育に取り組み、新たな可能性を見出した。プノンペンのひろしまハウスでの活動は、広島大学越智学長が視察した。
具体的な事業内容 | アジアの子どもの歯を守る会事業 歯科支援活動 |
実施時期・場所 | 2016年4月1日~2017年3月31日 カンボジア王国 シェムリアップ州・コンポンスプー州 |
受益対象者 | カンボジアの小学生 約20名 |
事 業 費 | 2,835,050円 |
朝鮮通信使関連事業
朝鮮通信使ルートの世界記憶遺産登録の目処がつき、PWJと連携して、今後の東アジアの平和に貢献するネットワーク構築の基盤となる瀬戸内海プラットフォーム設立準備を進めた。
具体的な事業内容 | 朝鮮通信使関連事業 ~朝鮮通信使の寄港地の世界遺産登録と多文化共生の推進~ 瀬戸内海プラットフォーム構築支援事業 |
実施時期・場所 | 2016年4月1日~2017年3月31日 韓国釜山市 瀬戸内海沿岸地域 |
事 業 費 | 1,505,000円 |